クーリーフ治療(膝ラジオ波焼灼療法)

2026年6月より開始します!

「クーリーフ治療(膝ラジオ波焼灼療法)」は、変形性膝関節症(膝OA)の治療法です。2023年6月から保険適用となりました。

治療の対象者は、膝OAの患者様で、ヒアルロン酸注射などの治療で効果が見られない方などです。ご事情により手術ができない方などにもおすすめの治療法です。

変形性膝関節症(膝OA)とは

変形性膝関節症は、ケガや加齢が原因で膝の関節軟骨がすり減り、痛みや腫れが生じる病気です。
進行すると階段の昇り降りや正座が難しくなり、生活に支障が出ます。さらに進行すると歩くことすら辛くなってしまいます。
以下の症状でお悩みの方は、変形性膝関節症が疑われます。

  • 階段を昇り降りすると膝が痛む
  • 座っている状態から立ち上がるなど、膝を動かすと痛む
  • 膝が腫れている気がする

クーリーフ治療の特長

1. 手術ではありません

クーリーフ治療は「ラジオ波治療」という治療法です。

膝に電極針を刺してラジオ波を発生させ、それによる熱で神経を焼灼することで、膝の痛みを和らげます。
これは手術ではないため、ご事情により手術ができない方や、手術はしたくないが痛みを改善したいという方におすすめです。

また外国での臨床試験では、74.1%の方が、治療から6か月経過後には痛みが半分以下になったという報告があります。
治療後6か月からさらに24か月まで続けた方も、症状が改善したとの報告があります。

2. 特殊な機器を使用

クーリーフ治療に使う針は、ラジオ波による熱を温度変化させながら焼灼していきます。そのため、神経を高温で完全に焼いてしまうのではなく、のちに再生が可能な程度に焼灼できます。

治療の流れ

Step1

「変形性膝関節症」の診断
問診およびレントゲン検査、超音波検査から、膝の痛みの程度や骨の変形、炎症の有無などを確認します。


Step2

クーリーフ治療の適応を判断
ヒアルロン酸注射など、通常の保存加療で効果がない方は、クーリーフ治療が適応かどうかを確認します。
「テストブロック」として、膝に局所麻酔を注射し、注射後に痛みが半減した場合はクーリーフ治療の対象となります。なお、テストブロックの効果は数時間~1日ほど持続します。


Step3

クーリーフ治療のご説明・ご予約
診療中に治療のご説明をします。ご心配などございましたら遠慮なくご相談ください。
最後に同意書にご署名を頂戴し、治療の予約をしていただきます。


Step4

クーリーフ治療当日(約30分ほど)
ベッドに仰向けになっていただき、膝を消毒します。
膝に局所麻酔を注射してから、電極針を挿入します。ラジオ波を2分30秒流し、3か所感覚神経を焼灼し治療します。
この手順を片膝3か所ずつ繰り返します。
治療修了後、15分ほど待合室でお待ちいただき、ご体調に問題がなければご帰宅いただけます。


Step5

治療後(後日)
再度ご受診いただき、治療後の膝の痛みを確認します。

注意事項

  • 治療当日は入浴を避け、シャワー浴のみとしてください。
  • 治療から数日間は、治療部位に痛みが生じることがあります。その場合は当院へご連絡ください。
  • この治療は痛みを緩和させるためのものです。
  • 合併症として、やけどや一時的な痛みの悪化、皮下出血などが起こる可能性があります。

ショックウェーブ(圧力波)
治療機器(保険診療)

ショックウェーブ(圧力波)治療機器(保険診療)

世界で広く使用されている拡散型ショックウェーブ(圧力波)治療機器、ショックマスター。リハビリテーションやトップアスリートのコンディショニングサポートに新しい未来をひらく、最新機器です。

コンプレッサーにより発生させた圧力波で、首から足底まで全身の筋・腱の治療に有効。ショックマスターによる圧力波治療法は外科的手術が必要とされる患者さんの新しい選択肢です。通常4回から6回程度の通院治療が必要となります。

リハビリ治療の治療手段として使用するため、特に保険外で費用がかかることはありません。

適応疾患

  • 首・肩・腰、膝、足底までのさまざまな部位の筋肉・腱の痛みに悩んでいる方
  • スポーツに伴う筋損傷や腱損傷による痛み
  • 石灰化腱板炎、筋筋膜性腰痛、肉離れ、足底腱膜炎などの疾患

膝の再生医療
(PFC-FD™治療)
(自費診療)

膝の再生医療(PFC-FD™治療)(自費診療)

再生医療とは、体の組織がダメージを受けたときに、体が本来持っている回復能力をうまく引き出して、その組織を治してあげる医療の事を指します。その中でPFC-FD™治療とは、血小板に含まれる成長因子を凝縮し、活性化させたものを痛みのある部位に注入するものです。この成長因子を注入することで、自己修復能力を高め、痛みや機能の改善を図ることができます。

治療の流れ

Step1

問診・診察
現在の状態や画像所見から必要かどうかを相談させて頂きます。


Step2

自己血液を約50ml採取し、清浄度の高い再生医療センター(厚生労働省から「再生医療等安全性確保法」に基づく「特定細胞加工物製造許可」を受けた、セルソース再生医療センター)に送付後、検査・加工。
加工には約3週間かかり、その間は必要に応じて従来の治療を継続します。


Step3

再生医療センターで加工・フリーズドライ化した患者さんご自身の血小板由来「成長因子」を当院で患部に注射します。

適応疾患

  • 変性疾患(変形性膝関節症など)
  • 炎症性疾患(上腕骨外側上顆炎、アキレス腱付着部炎、足底腱膜炎、腱鞘炎など)
  • 外傷(靭帯損傷、肉離れなど)